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とりあえずよろず。
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オラクルは、ルノワールのような絵を描くような気がします。
ルノワールの絵を全部知っているわけでもないし、詳しくも無いけれど、何だか見る度にオラクルはこんな絵を描くんじゃないかと思うのです。
じんわりと光ににじむ柔らかな色彩。華やかに散らされた木漏れ日。潰されたようにかすれた色の上に載せられた明るいラインが、本当に輝いているようにも見える髪。どれもこれも、ああ良いなぁ、と思うのですよ。
自分の好きな絵がそうだからそういうのばかりじっと見て印象に残してしまうのかもしれませんが、何だかあれらの絵は、人の持つ善きもの、幸福とか優しさとか明るさとか愛しさとかあたたかさとか美しさとか、そういうものをごく積極的に肯定的に受け容れているような気がします。

あんな風に描いてほしいなというよりも、どちらかというとあんな風にものを見て捉えていて欲しいなという希望なのかもしれません。もっと単純に好きなものを重ねているだけかもなぁとも。
あくまでルノワールは画家でオラクルはイラストレーターなので、描く絵の種類とか違うだろうと思いますが、趣味にしておくなんて勿体無いとか云われつつ「手放す気がしないから」とか笑って云ってはぺたぺた塗っていればいいと思います。
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小さいころはオラクルの方が少し高かったんじゃないだろうか、とか。学年は同じだと思うのでっつーか萌えるので、半年~10ヶ月くらいかな。小学校前くらいだと割りと生まれ月で差がないですか?最初自分のほうが大きくて、小学校入ったくらいから並ばれて、伸びたなーと思ったら相手も同じだけ伸びてる時期を過ごして、中学くらいからすくすく抜かれて、高校入るともう10㎝差固定、以後今に至る、みたいな。
そしてもしオラクルが身長に対して、何となく悔しいようなでももう諦めついちゃったような、複雑なようなでもたいしたことないような、微妙な気持ちを抱いててくれると楽しいです。

……戯言ですー。
ひとりDEこっこ祭りー(イエー)。
「ラプンツェル」のMDを聞いています。こっこ嬢のはコレ1枚しか持ってないので、必然的にえんどれすりぴーと。何だか聴きたい歌いたい。隙あらば「My Dear Pig」とか口ずさむくらい(『ラプンツェル』に入ってないのが残念なところです)。

そして白状しますと、たぶんきっとmaybeおそらくファンフィクションを受け入れられて興味があってこんな辺境の地までやってきてあまつさえ管理人のブログまで見てしまっている貴女になら理解してもらえると思うのだけれど、「酸素に合う気がする…」とか歌いながらひっそり考えてしまったりします。ココに置いているテキストがうっかりほのぼの系ばかりなモノだからか、友人には「えっ…」とか云われてしまいましたが。
いや別に本当にテキスト化できる、できているのが柔らかいものばっかりなだけで、もう皆様にはお見せできないくらいどろっどろな2人のイメージがないわけではないのですよ?そりゃもう別階層ってゆーか今表に出してる奴らからすればパラレルですよおほほほほみたいな。あの2人が堕ちない場所にいる2人。
でも「樹海の糸」とかは普通にオラクル視点でイケルと思います。

『信じていれば 恐れを知らず
 独り 歩けると知った』

とか。

『悩める胸に あなたが触れて
 雨は 終わると想った
 
 だけど誓いは あまりに強く
 いつか 張り詰めるばかり』

とかも。

「しなやかな腕の祈り」もやっぱりオラクルだと思います。

『残せるものは 
 どこにもなくて
 あなたもいつか
 わたしもいつか
 消えていくけれど
 空は流れて

 指先から
 こぼれる愛を集めて
 全てあなたにあげましょう
 おかえりなさい
 このしなやかな腕に
 体を横たえ 泣きなさい』

ダークなのになれば「熟れた罪」とか?

『このまま 壊して
 思い出 手繰り寄せ
 1人で 行かせて
 わたしを 終わらせて
 こわばる頬が
 殺げ落ちても
 それでも あなたは
 笑っていて』

オラトリオの内面世界が氷の荒野だし、オラクルの側が焼け野原っつーのも面白いかもしれん…なーんてね。
「今のままでいい」とのご意見も頂きましたし、文章になるほど確かなイメージでもないので書きませんけど。書きませんけど…いや何つーか色々楽しいです…ヒトとしては大変駄目っぽい感じですが;
しばらく前に、「中年の酸素を想像したり書いたりは流石に出来ないのですが、そうなるんだなぁとぼんやり考えてみたりします」という発言をしたのですが、最近そうでもないことに気がつきました。…出来る。出来るよ、想像くらいなら。

で、以下想像って云うか妄想って云うかドリームした酸素のその後ですが。
まぁ、まずにーさんが音井の家族をどんどん送り出していきます。シグナルとエララとかパルスとクリスとかね。そしてちびが成人するころは酸素もも42ですよ。いい年ですよ。さらにちびが社会人になって家に出るまで5年くらいはかかるんでしょうか。47くらいか。で、騒がしかった家が空っぽになって、何となく寂しくて(笑)「部屋数空いてるし、こっちこねー?」とか云ってオラクル呼び寄せたりして。それでもやっぱり2人で暮らすには広くて、何年かするうちに家族の増えたシグナル・エララ夫婦辺り(3、4人は子供いそう)に大きい家は譲って、もっとこじんまりした家に半隠居。60ないくらいか。オラクル辺りが自然に恵まれたところの方が好きそうなので、選ぶのは田舎の方だろうなぁ。ネットなんかは完備しつつ、隣近所との間隔が広い感じで。天気のいい日に遊びにいくと、その家にたどり着く小道の途中くらいから昔はそんなに歌わなかったオラトリオの唄が聞こえてきたりしてね。で、お客がきたことに気付くのは外で洗濯物干してたにーさんをお茶が入ったよとか何とか呼びにきたクルさんで、一緒にどうだいとか彼が声かけてやっと客がいるのににーさん気付くのです。気持ちよく歌ってたのを聞かれてたのが気恥ずかしくて、来るなら来るって連絡よこせよとかって難しい顔してみせたり。ああ…可愛い(待て)。
…ま、ドリームです。思いっきり。

で、そこまで考えて。話は変わるのですが、…ん?あれ?ラヴェ姐さんを誰とくっつけたらいいの?という疑問が。
まず姐さんに近いと思うのはコードですが、正直彼は誰とも結婚せずに枯れた老後を送って欲しい。で、舞台女優とかしながら浮名をいくつも流したエモーションに、流すだけ流して素知らぬ顔でコードの老後に寄り添って欲しい。それに姐さんのお相手ならそこそこ生活能力があってくれないと困る。そりゃもうオラトリオ張りに。ということはクワイエット(喫茶店マスター)あたりか?うん、何となく剛と柔が合いそうだ。…しかし、何となく茶飲み友達には填まりそうなんだけどなぁ…何かしっくりこないなぁ…って、ちょっと待て。いるじゃないか、彼が。ばっちりじゃないか。ちょっと百合っぽいけど(←酷い)似合うぞ。

カ ル マ だ 。

そんなわけでたった今から当方ではカル×ラヴェ推奨!聞いた事ないぞ誰かいるのか同志?!いやでも似合うよ。ある意味最強だよ。きっと楽しいよ。いやもう思い浮かぶね!デートに花束持っていって、ちょっと困り顔のカルマに「何かとよく貰うから、男は花がすきなのかと思っていた」とか真顔で云っちゃう姐さん!呆れたり周りの男に同情したり嬉しかったり気恥ずかしかったりで保父さん複雑、とかね。
た…楽しい(笑)。
オラクルが儚い、と云われるのはもしかしていつでも“なかったこと”に出来るからか?などと考えてみる。
オラトリオのプログラムが壊れてもボディが残る。動いて、笑うオラトリオを見て、言葉を交わす人もたくさんいるんだろう。仕事をすれば成果が残る。気に入りの店があったり、使っていた小物が残ったりするんだろう。
でもオラクルがいなくなっても“オラクル”という個性をとか人格とかを示すものは残らない。毎日たくさんの研究者とやりとりを交わすけど、ほとんどの場合そこにオラクルは必要ないし、単純にただのオペレーティングシステムだと受け取れば、感情を持つ“彼”が存在することを考えることすらしないんじゃないかしら。個としてのつながりは、ごく限られてるんだろう。気に入りのティーカップも、羽ペンも、オラクルが創ってオラクルが維持してきたものだから、彼がいなくなれば何も残らない。朽ちる事もせずに骨も残さずにただいなくなるんだろう。
黒くそびえるモノリスを、というシステムの中枢を見て彼を思い出す人がいるんだろうか。でもそれはそういうシステムの存在と技術の敗北を教えてくれるかもしれないけど、“オラクル”の好きなものも嫌いなものもどんな風に笑うかも、何にも教えてくれないなら…それは見る人の記憶の中にあるだけで、やっぱり何処にもないのに等しいのではないだろうか。
プログラムだけの存在といえば、エモーションもそうだけど、彼女とも少し違うと思うのだよね。やっぱりコードもエモーションも自分の好きな場所に行って好きなものを手に入れて色々な形で存在の跡をつけていくことが出来るけど、オラクルは全部自分の内側に持ってるところなのかな。…いなくなるときは、全部道連れ。



いや本当にふと思っただけでそんなに深くもないのだけれど。
(ついでに云うとあの2人はどちららも、他のどのロボットよりもプログラムよりも、「明日には自分はいないかもしれない」ということに静かに覚悟を決めている気がします。一期一会を地で行く人たち。でも先にいなくなるのは自分のほうだとお互い決め付けている)


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